谷繁監督　２連発逆転勝ちでニッコリ「最高の結果」

＜巨・中＞エルナンデス（００）らナインを出迎える谷繁監督

セ・リーグ 中日４―３巨人

（6月21日 東京Ｄ）
　６番・和田、７番・エルナンデスの２連発での逆転劇に、中日の谷繁兼任監督は「いい集中力で一振りでとらえて、最高の結果で良かった」と笑顔を見せた。

　６回まで無失点で抑えていた山井が７回に乱れ３失点。山井が一塁ベースカバーで落球、さらに暴投で勝ち越し点を奪われた。ミスから逆転を許す展開となったが、一発攻勢で相手に傾きかけた流れを一気に引き戻した。

　逆転後は又吉、福谷が無失点リレーで逃げ切り。前回登板の１９日に又吉は失点、福谷も失点こそなかったものの満塁のピンチを招いたがこの日は１死球のみで無失点。指揮官は「結果的に２人が０で帰ってくればチームが勝つので、きょうは最後０で帰ってきて少しは安心しました」とほっとした表情を浮かべていた。