故障者続出の楽天 一致団結!3連勝で4月以来の貯金

[ 2015年6月21日 05:30 ]

<ロ・楽>4回、逆転タイムリーのウィーラーは松井稼とタッチ

パ・リーグ 楽天3-2ロッテ

(6月20日 QVC)
 今季のスローガン「一致団結」を象徴する逆転劇だ。楽天は攻守の要である藤田が負傷交代も、単打11本で3点をもぎ取り3連勝。大久保監督は「アクシデントはあったけど、みんな落ち着いてプレーした」と評した。

 ともにチームトップの打率.299、32打点の藤田が初回走塁で右太腿を痛め退場。5月に銀次、枡田、今月も嶋が負傷で離脱しており、嫌なムードが三塁ベンチを覆った。それでも藤田に代わり途中出場のウィーラーが1点を追う5回2死二、三塁で中前に決勝2点打。打率1割台も殊勲打を放った助っ人は「藤田さんの故障は残念。でもいつでも行ける準備はしていた」と胸を張った。これで今月10勝4敗で4月18日以来の貯金1。だが主力野手の故障渦で、不動のレギュラーは松井稼と後藤しかいない苦境だ。大久保監督は「後ろを見ず一致団結で行く」と決意を語った。

 ▼楽天・松井裕(リーグ2位タイの18セーブ目)翌日の流れもあるので、3人で抑えることにこだわっていきたい。

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2015年6月21日のニュース