松坂 紅白戦回避でフォーム固めに集中へ 工藤監督「問題ない」

[ 2015年2月9日 05:30 ]

ハリーの風船の横を移動する松坂

 ソフトバンクの松坂が紅白戦に登板せず、投球フォームなどの「地固め」に集中する考えを明かした。11日から4試合組まれているが「投手コーチと話してからですが、紅白戦は投げないと思う。実戦で投げられる状態をつくることが先決」と語った。

 この日は今キャンプ2度目のブルペン投球。通常から2メートル弱後方のプレートから24球投げ、球威を確認後、通常のマウンドで34球を投じた。球種は直球と、体を大きく使う目的で投じたカーブだけ。「まだ投球フォームにバラつきがある」とし、今後はネットスローも入れていく。フリー打撃登板は、早くても14日からの第4クール以降だ。

 投球後はサブグラウンドで工藤監督と今後の調整を話し合った。「3月からの実戦でも僕は問題ない。自分の中で順調に来ていると感じられればいい」。メジャー時代も実戦は3月初旬から。焦りは全く見られない。

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2015年2月9日のニュース