連敗ストッパーの藤浪「OBにプレッシャーをかけられていた」

[ 2014年9月12日 21:53 ]

<神・広>甲子園初完投の藤浪はファンの声援にこたえる

セ・リーグ 阪神8―2広島

(9月12日 甲子園)
 阪神の藤浪が本拠地・甲子園では初となる完投勝利でチームの連敗を6で止めた。

 「久しぶりの甲子園だったので思い切って投げた。全体的に安定して投げることができた」。藤浪はそう語り、完投での9勝目に胸を張った。

 それでも序盤は苦しみ、初回にいきなり無死満塁のピンチ。「あそこを何とか粘れてよかった」と無失点で切り抜け、その後は「少しでもリリーフ陣の負担を減らせてよかった」と志願して最後までマウンドに立ち続けた。

 「連敗止めてやろうという気持ちでいたし、大阪桐蔭OB(西岡)にプレッシャーをかけられていた」と笑う藤浪はこの白星で勝ち星が先行。「残り試合は多くないが、一試合一試合、自分のできることをやりたい」と阪神ファンの前でラストスパートを誓った。

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2014年9月12日のニュース