４回一挙６点！藤浪１０奪三振完投！阪神連敗６でストップ

＜神・広＞完投で９勝目を挙げた阪神先発の藤浪

セ・リーグ 阪神８―２広島

（9月12日 甲子園）
　阪神は投打がガッチリとかみ合って連敗を６で止めた。

　３回に１点を先制された阪神は４回、１死一、二塁の好機にゴメスが左前適時打を放ち同点とすると、その後、満塁の場面で福留が押し出しの四球を選んで勝ち越し。さらに伊藤隼の右翼線への２点適時二塁打、鶴岡の右犠飛、そして藤浪の中越え適時二塁打でこの回一挙６得点。６回にも上本の適時打などで２点を追加した。

　先発の藤浪は序盤の不安定な投球から尻上がりに調子を上げ、８安打１０奪三振２失点。自身２度目の完投は８月８日以来となる白星で９勝目を挙げた。

　広島は阪神に対して今季２試合登板して２勝負けなしと相性のよい福井が先発したものの、４回に阪神打線につかまり、その後も打ち込まれて７回７安打８失点で４敗目を喫した。打線は阪神先発・藤浪から８安打を放つも２得点に終わった。