13年前の悲劇を忘れない…大リーグ各球場で9・11追悼式典

[ 2014年9月12日 17:09 ]

ジーターの背にはスクリーンに映し出されるアメリカ海軍の演奏 (AP)

 大リーグは11日に全米で11試合が開催されたが、アメリカ同時多発テロ事件から13年がたったこの日、各球場で試合前にテロ犠牲者への追悼式典が行われた。

 テロの現場となったニューヨークでもヤンキースタジアムでテロの犠牲者を追悼し、現役のアメリカ海軍による演奏で国家斉唱も行われた。

 「朝起きて、あの日のたくさんの記憶が頭をめぐった。01年という年は決して忘れない」。そう語るのはヤンキースのキャッシュマンGM。そして「テロ後にどれだけ軍や政府が安全を守るために努力してくれたことか…こうやってファンが球場で野球を楽しめるのもその努力のおかげ。彼らに感謝しなければ」と同GMは続けた。

 テロ当時はまだ現役だったヤンキースのジラルディ監督は「時がたってもこのように被害に遭われた方々を追悼するということは大切なこと。その中には貿易センタービルに閉じ込められた人々を救うために突入した救急隊員もいる。あの日を決して忘れることはないよ」とコメントを残した。

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2014年9月12日のニュース