後藤 ファンに感謝 楽天に移籍でも「やることは変わらない」

[ 2013年12月22日 05:30 ]

 オリックスから楽天へのトレードが決まった後藤光尊内野手(35)が21日、神戸市内の合宿所で約2時間、筋力トレーニングなどで汗を流した。2日前に通告を受けてからは初めて取材に応じ、「チームが変わってもやることは変わらないです」と、前向きに話した。

 日本一の楽天では二塁藤田―遊撃松井稼と、二遊間に実力者が揃う。ただ、年間通してフル出場できるかは微妙で、二遊間と三塁もこなせるユーティリティー選手の後藤には期待も大きい。今季は69試合の出場にとどまったものの、今オフから筋トレのメニューを変更して肉体改造中。年内は神戸で自主トレをする予定で、36歳になる来季に新天地で復活をかけるつもりだ。

 オリックス一筋12年。通算1106安打を放ち、チームを支えてきた自負はあるが、優勝できずに離れる悔しさがある。取材に対して終始口数が少なかったが、「この前コメントを出した通り、応援してくれたファンの皆さんには感謝しています」と、最後はしみじみと口にした。

続きを表示

野球の2013年12月22日のニュース