ロッテ、西武に“倍返し”16安打11点の猛攻でファイナル王手

[ 2013年10月12日 16:27 ]

<西・ロ>1回2死、先制のソロ本塁打を放ち、ベンチに迎えられるロッテ・井口

パ・リーグCSファーストステージ第1戦 ロッテ11―1西武

(10月12日 西武D)
 パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(3回戦制)は12日、西武ドームで開幕し、ロッテ(3位)が西武(2位)に11―1と大差で先勝し、ファイナルステージ進出に王手をかけた。

 ロッテは初回、3番・井口の左越えソロ本塁打で先制。3回には1死一、三塁から井口の左犠飛で1点を加え、1走・岡田の好走塁で2死二塁とチャンスを広げた。ここで4番・今江は右前適時打を放ち、序盤で3点をリード。

 4回に6番・サブローの左越えソロ本塁打でリードを広げると、5回には1死二塁から、またしても井口が中前に適時打を放って5―0。その裏、中村の左越えソロ本塁打で1点を返されたが、6回には2死二塁から9番・里崎の左翼線二塁打で1点を加え、8回には加藤の右越え3ランなどで5点を加え、西武を突き放した。

 ロッテは自力でレギュラーシーズン2位を確定させるチャンスがありながら、最終戦で西武に敗れるなど3連敗で3位フィニッシュ。8連勝で2位に浮上した西武にファーストステージの開催権を譲っていただけに、“倍返し”となる初戦での大勝となった。

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2013年10月12日のニュース