佐世保実の前監督に無期謹慎処分、倉吉北は1年間対外試合禁止

[ 2013年10月12日 06:00 ]

 日本学生野球協会は11日の審査室会議で、昨夏と今夏に甲子園に出場した佐世保実(長崎)の野球部前監督が部内の暴力行為を学校側に「練習中の事故」と虚偽報告したなどの問題で、清水央彦前監督(1日付で辞任)を1日からの無期謹慎処分とすることを決めた。無期謹慎は除名の次に重い処分。前部長も虚偽報告で同日から2年間の謹慎とした。清水前監督は昨年8月、1年の部員が退部を申し出た際、引退した3年の元部員に「殴ってでも退部を考え直させろ」と指示。元部員は1年の部員を暴行し顎の骨を折る重傷を負わせた。審査室会議のメンバーである日本高野連の西岡宏堂審議委員長は「教育者としてあってはならない判断。隠して甲子園に出たことも悪質だ」と説明した。

 倉吉北(鳥取)は部員の部内暴力と喫煙により、1年間の対外試合禁止処分。同校は09年にも同じ処分を受けている。昨年と今年の2度、部員への暴力行為があった東海大山形の当時の監督には9月6日から2年間の謹慎処分を科した。部長も報告遅れで1年間の謹慎とした。中学生を練習に参加させた羽黒(山形)の監督や部長は1年間の謹慎とした。

 対外試合禁止処分を受けた高校の処分期間と理由は次の通り。

 北かわち皐が丘(大阪)8月30日~11月29日=部員の部内いじめ▽大阪 9月10日~2014年3月9日=部員の部内暴力▽島田樟誠(静岡)9月15日~12月14日=部員の部内いじめ▽上郡(兵庫)9月7日~10月6日=部員の喫煙、部内暴力▽西新発田(新潟)9月8日~14年3月7日=部員の部内いじめ▽日高高中津分校(和歌山)9月13日~14年3月12日=部員の喫煙▽四日市中央工(三重)9月13日~14年3月12日=部員の部内暴力▽京都広学館 9月13日~14年4月5日=部員の部内暴力▽飾磨工(兵庫、軟式)9月20日~10月19日=部員の飲酒▽倉吉北(鳥取)9月9日~14年9月8日=部員の部内暴力、喫煙

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