西岡 決戦前にダウンも…短期決戦の申し子は強行出場へ

[ 2013年10月12日 06:00 ]

 CSファーストSを前日に控えた阪神に衝撃が走った。甲子園での最終調整を西岡が欠席したのだ。

 和田監督は「体調不良。微熱があるということだった。あすは大丈夫だろう。大げさにするなよ。熱が上がってしまうから」と冗談交じりに説明したが、リードオフマンのアクシデントに暗雲が垂れ込めた。

 西岡は短期決戦の申し子といえる存在。ロッテ時代の05、10年の日本一はともにCSを勝ち抜いた。06年の第1回WBC、08年北京五輪では世界を舞台に短期決戦を経験し、戦い方も熟知する。

 過去のCS1勝6敗でファーストSも突破したことのない阪神には欠かせぬ存在。それだけに、首脳陣は第1戦に「1番・二塁」で強行出場させる考えで、病み上がりの西岡がファイナルS、日本シリーズへとチームを導く。

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2013年10月12日のニュース