伊東監督 岸攻略法見つけた!ポイントは「早いカウント」

[ 2013年10月12日 06:00 ]

フォトセッションで握手をかわしながら見合う渡辺監督(左)と伊東監督

 岸の弱点、見つけたり!前日会見で西武を持ち上げていたロッテ・伊東監督だが、頭の中では初戦で対戦する相手エースの攻略法を練り上げていた。

 「あすの試合が一番重要。先発投手が大きなウエートを占める。ファーストストライクをどんどん振って攻撃的に戦う」

 今季、岸との対戦は2試合で0勝1敗。9連勝中と勢いに乗るエースが相手でも、付け入る隙はある。岸のファーストストライク被打率は・361。牧田の同・295、十亀の・308と比べても打たれている。カウント別では、0ボール0ストライクは・324、1ボールだと・325、2ボールになると・875にはね上がる。逆に2ストライクに追い込んでからは・156。先手必勝こそが、最大の攻略法なのだ。

 「いかに相手のリズムで投げさせないか。早いカウントで安打が出れば、投手のリズムは崩れるもの」。打線が序盤で相手エースを攻略し、細かい継投で逃げ切るという青写真を描いている。

 今季最終戦(8日)で2―10で大敗した西武との雪辱戦。「短期決戦は何が起きるか分からない。下克上という言葉もある」。10年のCS第1ステージは敵地で西武に2連勝し、日本一にまで上り詰めた。狙うはその再現だ。

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2013年10月12日のニュース