岩村　定位置奪取へ特守「物足りなかった」と時間延長

　古巣で復活を目指すヤクルトの岩村が予定の３０分を超える約５０分間のノックを三塁の守備位置で受けた。

　「物足りなかった」と志願して時間を延長。「打撃でも下半身が大事。きついが、ああいう形が基本になる」と充実した表情で汗をぬぐった。

　左膝に古傷を持つが「元気でもってくれている」と、ここまでは支障のない様子。定位置を奪うため、全体練習後に連日バットも振っている。かつての主軸は「打てないときは守りで取り返す、守れないときは打って返す、両方できないときは走って返すというのが先発出場の条件」と強い自負を口にした。