マーリンズ 大物放出大型トレード承認される 計118億円超浮く

[ 2012年11月20日 09:27 ]

 大リーグ機構は19日、マーリンズとブルージェイズによる計12人が絡む大型トレードを承認したと発表した。

 マーリンズは昨季ナ・リーグ首位打者のレイエス、通算174勝左腕のバーリー、2010年の最優秀防御率右腕ジョンソンら5選手を放出し、ブルージェイズから有望株の7選手を獲得した。

 このトレードは先週に球団間で合意に達したが、大リーグ機構のセリグ・コミッショナーが高額選手を放出して解体状態になったマーリンズの運営姿勢に不快感を示し、凍結されていた。同コミッショナーは「規則上、問題はなかった。マーリンズのオーナーからは、ファンのために、長期的な視点で勝てるチームをつくるという確約を得た」との談話を発表した。

 AP通信によるとマーリンズは長期契約を結んでいた主力の放出により約1億4650万ドル(約118億7000万円)を浮かせたという。(共同)

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2012年11月20日のニュース