中日1位・福谷 “学者引退”宣言「これからは野球だけ」

[ 2012年11月20日 06:00 ]

中日と仮契約を結び、角帽から野球帽に変える慶大・福谷

 “学者引退宣言”だ。中日からドラフト1位指名された慶大・福谷浩司投手(21)が19日、名古屋市内のホテルで契約金1億円+出来高5000万円、年俸1500万円(いずれも推定)で仮契約。理工学部に在籍し、野球と研究を両立させてきた超インテリ右腕は、プロ入り後は自身の仕事に専念することを誓った。

 「卒論が終われば、研究は一区切り。これからは野球だけを見ていきたいと思っています」

 慶大の江藤省三監督が「彼は学者。野球3割、研究7割ですから」と評する秀才。だが、念願の仮契約を終え、中日の一員として会見に臨んだ顔は、プロ野球選手のそれに変わっていた。

 ただ、当面は研究の方でラストスパートをかける。「野球に混在するあいまいさの定量化」という難解なテーマの卒論を仕上げるため、多い日は1日10時間近くも研究室にこもる。来月6日には横浜市内での学会で研究成果を発表する予定だ。

 大学で取り組んできた投球フォームの動作解析などは「研究ではなく、純粋に自分の技術向上のために続けたい」ときっぱり。自慢の頭脳を野球のためにフル回転させる意気込みだ。

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