立正大新監督にノムさん直伝「ID野球」坂田氏

[ 2012年11月16日 06:00 ]

 東都大学野球の立正大は15日、伊藤由紀夫監督(61)に代わり、来季から同大OBの坂田精二郎氏(38)が監督に就任することを発表した。

 捕手出身の坂田氏は、シダックス時代に野村克也元楽天監督の下でプレー。03年には都市対抗で準優勝し、優秀選手賞を獲得した経歴を持つ。

 立正大は09年秋にリーグ優勝を果たしたが、翌年春に2部降格。昨年1月から母校のコーチを務める坂田氏は「今の子は野球が大ざっぱ。細かい野球を伝えたい。(1部昇格の)チャンスはある」と、野村監督直伝の「ID野球」で立て直すことを宣言した。2年間、コーチを務めたことから、現役部員の能力はもちろん、性格まで把握済み。「指導者がいかにモチベーションを上げられるか。野村さんの“準備野球”で隙のないチームを目指したい」と意欲を見せた。

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2012年11月16日のニュース