侍ジャパンがキューバ撃破!炭谷先制弾、山本監督初陣飾る

[ 2012年11月16日 21:47 ]

<日本・キューバ>2回2死、炭谷が左越えに先制のソロ本塁打を放つ

 野球の日本代表「侍ジャパン」がキューバ代表を迎え撃つ国際親善試合「侍ジャパンマッチ2012」第1戦は16日、福岡市のヤフードームで行われ、侍ジャパンが2―0で勝ち、山本浩二監督の初陣を飾った。第2戦は18日、会場を札幌ドームに移して行われる。

 初回、大隣は3者凡退と上々の立ち上がり。その裏、日本は先頭の長野(巨人)が左前打で出塁、大島(中日)の一ゴロで走者が入れ替わり、大島が二盗に成功。坂本(巨人)は三ゴロ、T―岡田(オリックス)は敬遠四球で2死一、二塁としたが、松田(ソフトバンク)が一飛に倒れて無得点に終わった。

 大隣は2回もキューバの攻撃を3人でピシャリ。その裏、日本は先頭の糸井(日本ハム)が四球で出塁。続く角中(ロッテ)は遊ゴロ併殺に倒れたが、炭谷(西武)が左越えにソロ本塁打。今季レギュラーシーズンでは本塁打0だった炭谷の一発で侍ジャパンが1点を先制した。

 日本は3回から大竹(広島)が登板し、キューバの攻撃を3人で抑えた。その裏、日本は西から坂本が左前打で出塁したが、無得点。

 4回、大竹はまたも3者凡退。その裏、キューバは1死後、糸井の打席の途中で2番手のマルティネスが登板。日本はこの試合初めて3者凡退に終わった。

 日本は5回から筒井(阪神)が登板。2死からベル、セペダに連打を許したが、4番手で登板した今村(広島)がペスタノを打ち取、無失点で切り抜けた。その裏、日本は2死から長野が中前打で出塁したが、無得点。

 今村は6回もキューバの攻撃を3人で片づけた。その裏、日本は先頭の坂本が中前打で出塁したが、無死の走者を生かせず無得点に終わった。

 7回、日本は2死から今村に代えて加賀(DeNA)が登板。アブレウの大飛球にヒヤリとさせられたものの、左翼の角中がフェンス際で捕球し、この回もキューバの攻撃を3人で片づけた。その裏、日本は先頭の角中が右中間へ二塁打、炭谷が送って1死二塁とし、代打・井端(中日)のニゴロが敵失を誘って1点を追加した。

 日本は8回1死から加賀に代えて大野(中日)がマウンドへ。この回もキューバをきっちり抑え込んだ。その裏、日本は3者凡退。

 日本は9回、守護神候補の山口(DeNA)が登板、2死からフェルナンデスに中前打を許したが、グリエルを遊ゴロに仕留めた。

続きを表示

この記事のフォト

2012年11月16日のニュース