浩二ジャパン初陣!ニヤリ東尾コーチ「打たれた方がいい」

[ 2012年11月16日 06:00 ]

山本監督を中心に円陣を組む侍ジャパンナイン

侍ジャパンマッチ2012 日本代表―キューバ代表

(11月16日 ヤフーD)
 侍ジャパンのキューバ対策が本格的にスタートした。練習前にバッテリー、野手に分かれてミーティング。練習後も首脳陣と西山、村田スコアラーらがグラウンドに残りキューバの練習を視察した。
【侍ジャパンマッチ2012 日本メンバー 侍ジャパン日程】

 ミーティングで資料となったのは、10日から台湾で行われた台湾代表との3試合を収めた最新映像。「もちろん勝負なので勝ちにいきたい」と山本監督が話したように、野手組は、台湾代表戦3試合に投げた投手11人すべてを分析する熱の入れようだった。橋上戦略コーチは「パワータイプもいれば、技巧派もいる。全体的に変化球の曲がりが大きいが、とにかく実際に打席で感じてくれ」と野手陣に指示。バッテリーも同様で、実際に対戦する中で体感を重視するように求めた。

 来年3月の1次、2次ラウンドで当たる最大のライバル。データが乏しく、今回の2試合は、格好のデータ収集の場にもなる。主軸には森福、加賀の左右の変則投手をぶつけて反応を見る予定。捕手の炭谷は「内角は外国人選手の弱点の一つ。試したい」と話した。東尾投手総合コーチは「投手は抑えた方がいいのか、打たれた方がいいのかな」とニヤリと笑う。いよいよWBCの情報戦が本格化する。

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