得点圏打率１割７分１厘のイチローに指揮官不満「もっといい仕事を」

インディアンス戦の11回、１死二塁で遊ゴロに倒れたマリナーズのイチロー

ア・リーグ マリナーズ５―６インディアンス

（5月17日 クリーブランド）
　サヨナラ負けで４連敗のマリナーズ。好機で凡退し、６打数無安打に終わったイチローに指揮官も不満をあらわにした。

　前日１６日のインディアンス戦と合わせて７度も得点圏走者を置いて安打が打てなかったイチローにウェッジ監督は「もっといい仕事をしなければいけない」と厳しい口調で言い放った。

　今季１番から３番に移した効果は今のところ薄く、イチローの得点圏打率は１割７分１厘。この日も３回に２死三塁で一ゴロ、５回２死二、三塁で中飛、延長１１回１死二塁で遊ゴロ。特に１１回はもう１点追加していれば、その裏のサヨナラ負けを防げたかもしれない、試合のポイントだっただけに、精彩を欠いた打撃はベンチをいら立たせた。