シーズン88敗ペース…中畑監督「腹の立つ負け方」

[ 2012年5月18日 06:00 ]

<D・西>ベンチで頭を抱えるDeNAの中畑監督

交流戦 DeNA0-3西武

(5月17日 横浜)
 早くも今季10度目の零敗。3連敗で借金が今季最多の12まで膨らんだDeNAの中畑監督は「悔しい。腹の立つ負け方です」と強い口調で言い放った。

 2~4回は得点圏に走者を進めながら、けん制死など走塁ミスが続き、5回以降はわずか1安打。初回に荒波、梶谷の1、2番が連続見逃し三振に倒れた場面を「ウチではあってはいけない姿」と厳しく指摘した指揮官は「最後の粘りがなかったのも悔しい。オーダーを入れ替えて、雰囲気を変える必要がある」。1軍昇格後、14試合連続スタメン起用している吉村を外すなど、大幅な打線の組み替えを示唆した。シーズン88敗ペース。「危機感を持っていかないと、思っている以上に負け数がついてくる」と険しい表情だった。

 ▼DeNA・藤井 DeNAで初めて1軍マウンドに上がれたのはうれしいけど、初回の先頭への四球が…。それに取られても最少失点でいかないと。何とか次は見返したい。

 ≪史上2番目のワースト記録≫DeNAが早くも今季10度目の零敗。36試合目で零敗10度は、両リーグを通じ前身の大洋が58年に30試合で喫して以来の早さ。今回はうち横浜で7度と本拠で苦しんでいる。

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2012年5月18日のニュース