宮国の登板変更!竜斬りで開幕ローテつかむぞ

[ 2012年3月13日 06:00 ]

ブルペンで投げ込む巨人の宮国

 巨人・宮国の次回登板が2軍戦から15日の中日戦(浜松)に急きょ変更された。紅白戦含め実戦4試合11イニング1失点の高卒2年目を直接見極めたいと首脳陣が判断した。

 当初は13日教育リーグ・西武戦(ジャイアンツ球場)の予定だった。先発候補が多く、長い回を投げさせるためだったが「ローテーションに食い込む可能性が高くなってきた。しっかりしたところで投げさせ見極めたい」と川口投手総合コーチ。東野が右肩の張りで15日の先発を回避することもあり、リーグ連覇中の強豪を相手に選んだ。

 宮国はこの日、ジャイアンツ球場のブルペンでプロ最多129球の投げ込み。予定変更には「特に意識はしません。(相手を)探ることもない」と話した。原監督は先発投手枠について「7、8人で進めていく。決めるのはまだ尚早ですが、脱落した人はいない」と開幕直前まで見極める方針だ。内海、杉内、沢村、ホールトン、東野の5人は当確。残る1枠をゴンザレス、マシソンと激しく争う。「結果を出せば、そういうのは後からついてくる」と宮国。竜倒の先に10代での開幕切符が輪郭を帯びてきた。

続きを表示

2012年3月13日のニュース