西武 本拠地開幕戦始球式に無敗王者の内山起用

[ 2012年3月13日 06:00 ]

4月3日の西武の本拠地開幕戦で始球式をすることになったプロボクシングの内山高志

 西武が本拠地開幕となる4月3日のロッテ戦(西武ドーム)の始球式にボクシングWBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志(32=ワタナベ)を起用することが12日、分かった。すでに内諾を得ており、近日中に正式発表される。

 世界王者の一球から4年ぶりの王者奪回を狙う。西武鉄道100周年を迎え、力を結集して日本一を目指すシーズン。本拠地開幕戦は、そのための大事な一歩となる。球団は地元・埼玉県に縁のある著名人で人選を進めてきた。球団関係者は内山を起用した理由を「相手をKOする圧倒的な強さを誇る選手。無敗ということで日本一を目指すチームにふさわしいと思いました」と説明。今季のチームスローガン「出しきれ!ライオンズ」のイメージと合致した。

 幼少期に長崎から埼玉県春日部市に転居した内山は春日部中、花咲徳栄高と学生時代を埼玉県で過ごした。その後はボクシングの名門・拓大に進学し、25歳でプロデビュー。10年1月11日にWBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチに勝利し、現在は4度の防衛に成功している。プロ通算成績は18戦無敗。世界戦5連続を含む15KOと高いKO率から「ノックアウト・ダイナマイト」の異名を持つ。

 無敗の王者からパワーをもらう本拠地開幕。まずは内山のようなダイナマイトパンチでロッテをノックアウトする。

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2012年3月13日のニュース