左の中継ぎ補強!ソフトバンク、ヤ軍と破談の岡島獲得へ

[ 2012年2月28日 06:00 ]

岡島獲得について話をするソフトバンク・石渡編成育成部長

 ソフトバンクがヤンキースからマイナー契約を解除された岡島秀樹投手(36)を獲得することが27日、明らかになった。石渡茂編成・育成部長が「調査しているのは事実。近くアナウンス(発表)できると思う」と認めた。

 近日中に福岡県内の病院でメディカルチェックを行った後、正式合意の見通し。契約は1年とみられる。2月のキャンプイン直前に行われたヤンキースの身体検査で左肩に異常が見つかったとされるが、石渡部長は「大丈夫と聞いている」と投球への影響はないと判断した。

 チームは抑えの馬原が右肩の手術を予定し、復帰の見通しが立たない状況。左の中継ぎも不足しており、メジャー通算5年で261試合に登板した岡島は、補強ポイントと合致した。岡島は自身のブログで「考えた結果、日本に帰ることにしました」と日本復帰を明言している。 

 ◆岡島 秀樹(おかじま・ひでき)1975年(昭50)12月25日、京都府生まれの36歳。東山から93年ドラフト3位で巨人入団。主に救援投手として、00年から7年連続で40試合以上に登板。06年に日本ハム移籍。同年オフにレッドソックスにFA移籍した。07年にワールドシリーズ制覇。大リーグ全30球団の監督投票で決まる新人ベストナインに、左腕投手部門で選出された。メジャー通算成績は261試合で17勝8敗、防御率3・11。1メートル85、88キロ。左投げ左打ち。

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