ずらしただけで…ダルビッシュ 「120パーセント」の直球で空振り多数奪う

[ 2012年2月28日 09:03 ]

記者会見で笑顔を見せるレンジャーズのダルビッシュ

 レンジャーズのダルビッシュが27日、ブルペンで18球を投げた。その後、グラウンドに移動。マイナー打者のフリー打撃に登板した。

 3度目のフリー打撃登板は、のべ8打者に33球を投げた。バット芯で捉えられた当たりは皆無。変化球のキレも申し分なかったが、前の2回と違ったのは、ストレートで何度も空振りさせたことだった。

 これには理由がある。邪魔に感じていたマウンドの前に立てられる防護ネットの位置を少しずらした。これでリズムを取り戻したダルビッシュは「自分の指の感覚、体の動きがすごく良かった」と納得の表情。米国人記者にこの日の力の入れ具合を聞かれると、「120パーセント」とニヤリ。4日ぶりの会見は、冗談交じりで上機嫌だった。

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2012年2月28日のニュース