Ｇドラ２の今村　ドラ１の投球に刺激「重かった」

テーマを“喝”に決めた巨人・今村

　神奈川県川崎市のジャイアンツ球場で、巨人の新人全１３選手が元気にプロ人生の一歩をしるした。気合満点だったのがドラフト２位の今村（太成学院大高）だ。「同じ高校生で左。ライバル心は凄くあります」と、同１位の松本竜（英明）と切磋琢磨（せっさたくま）していくことを誓った。

　午前中はランニング、ノックなどをこなし、詰めかけたファンを相手に即席のサイン会も開いた。今村のキャッチボール相手は松本。「さすがは甲子園に出ているだけあるなと思いました。（球が）重かったです」と驚きの声を上げた。昼食後は筋力トレーニング。高校時代は野球部の方針で投手陣は同トレーニングに取り組まなかったが、「しっかりやっていきたい。今は７６キロ。８０キロが目標です」

　今年から１クールごとに各自で目標を漢字で１文字で表現するが、今村が選んだのは「喝」。自ら声を出してハツラツさをアピールした。新人合同自主トレは３勤１休で２５日まで行われる。