中畑監督 国吉にエースの期待「すげえいい真っすぐ」

[ 2012年1月9日 06:00 ]

DeNA・中畑監督が大きな期待を寄せる国吉

 国吉よ、ダルになれ!DeNAの中畑清監督(58)が8日、9日に成人式を迎える国吉佑樹投手(20)に大きな期待をかけた。

 「ビデオでも国吉の投球を見たけど、あいつ、すげえいい真っすぐを投げるよな。背も高いし、顔もいい。ローテーションに定着して勝っていけば人気も出そう。ダルになれってことだよ」

 今年がプロ3年目の国吉は育成選手出身で、まだプロでは1勝しただけ。球界を代表するエースとなった日本ハム・ダルビッシュとは実績が違いすぎるが、中畑監督はイメージを重ね合わせるほど無限の可能性を感じている。実際、2人に共通点は多い。身長、体重、長い手足などの体格はほぼ同じ。ともに長身から投げ下ろす直球は威力十分の本格派右腕で、大阪府出身。端正なマスクも似ており、ファンを引きつける魅力がある。
 昨季のチーム勝ち頭は三浦と高崎の5勝。先発陣の軸となる投手育成は最大の課題だ。指揮官も「可能性を秘めた、素材がいい若手投手はDeNAにも結構いる。そういう投手を育てないと」と強調。その代表格である国吉には、エースの王道を歩んでほしいとの思いがある。「やっぱりエースは先発完投しなきゃ。俺の現役時代、江川と西本は先発完投するってみんな思っていた。代えづらい雰囲気をつくらないと」。チームの昨季完投数は12球団最少の2。ダルビッシュの10完投とは言わないまでも、1試合を任せられる存在はチームに不可欠なのだ。

 「大輔(三浦)だって完投するスタミナはあるし、若いやつはもっとやれる。キャンプでデニー(友利投手コーチ)に鍛えてもらう」。チームを躍進させるには、20歳右腕の能力を最大限引き出すのが大きな使命となる。

 ◆国吉 佑樹(くによし・ゆうき)1991年(平3)9月24日、大阪府出身の20歳。中学時代は「オール枚方」に所属。熊本・秀岳館2年春からベンチ入りも甲子園出場はなし。09年育成ドラフト1位で横浜に入団。昨年7月29日に支配下選手登録され、8月27日の中日戦(横浜)でプロ初先発。10月4日の巨人戦(東京ドーム)で7回1失点で初勝利を挙げた。1メートル95、96キロ。右投げ右打ち。

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