ロッテの今江と内がいわき市訪問 小学校などで被災者激励

[ 2011年12月16日 18:20 ]

 プロ野球ロッテの今江敏晃内野手(28)と内竜也投手(26)が16日、東日本大震災で被災した福島県いわき市の小学校などを訪問し、被災者を激励した。背番号「8」と「21」のユニホーム姿での登場に、児童らは歓声を上げた。

 いわき市立久之浜第一小を訪れた今江選手は「何でもいいから頂点を目指して」と6年生の教室で呼び掛けた。同小の敷地内に建てられた仮設の「浜風商店街」では鮮魚店や電器店など全9軒の店舗を回り、サイン攻めにあった。津波で家屋などが流された同市沿岸部を視察した内選手は「言葉にならない。映像で見るのと全然違う」と顔色を失った。

 被災地訪問は社会活動に熱心な今江選手が発案し、シーズン終了後に実現した。今江選手は「今、自分がここにいられるだけで幸せ。微力だが長くお手伝いしたい」と神妙な表情だった。

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2011年12月16日のニュース