「年内には方向性決めたい」杉内16日に巨人と交渉

[ 2011年12月16日 06:00 ]

 ソフトバンクからFA宣言した杉内俊哉投手(31)の獲得を目指す巨人が16日、都内のホテルで2回目の交渉に臨む。代理人の酒井辰馬弁護士(45)との交渉になる予定で、同席しない杉内は「そろそろ、方向性を出さないと。年内には決めたい」と話した。

 14日のソフトバンクとの2度目の交渉では、初交渉で提示された年俸変動制ではなく、固定制の4年総額20億円の条件提示を受けた。杉内側が問題視していた、成果報酬が強く反映される査定制度から歩み寄りがあったが「みんな不満を持っている。言えてないだけでね。不満を押し殺している選手もいる」と不信感は拭いきれていない。

 巨人は杉内が同席した8日の初交渉で4年総額20億円を提示。原監督も電話で杉内に思いを伝えた。2回目の交渉でも、条件面以上に杉内の必要性を訴えていく構えだ。

続きを表示

2011年12月16日のニュース