福島から兵庫へ 東日本国際大エース、単身調整も報われず…

[ 2011年6月7日 13:39 ]

<愛知学院大・東日本国際大>先発した東日本国際大の浜崎浩大投手

第60回全日本大学野球選手権 東日本国際大2―4愛知学院大

(6月7日 神宮)
 福島県いわき市にキャンパスがある東日本国際大のエース浜崎浩大投手(4年)は5回3失点で降板。「悔いを残さず終わろうと思ったんですが、悔い残りますね」と涙を流した。

 南東北大学野球連盟は震災の影響でリーグ戦を行わず、大学選手権の代表決定戦のみ開催したため、今春の公式戦は3試合のみ。部員全員がそろったのも5月上旬。そうした中、浜崎は3月中に社会人野球の三菱重工神戸の練習に単身合流し、調整を続けていたという。「いろんなことを教えてもらったのに、(この日に)生かせなかった。ピッチャーは低めに投げるのが大事なのに…」と要所で制球が甘くなったことを悔やんだ。

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2011年6月7日のニュース