イチが打てば勝つ!4試合ぶり安打で逆転劇演出

[ 2011年6月7日 06:00 ]

<マリナーズ・レイズ>3回、2点タイムリー三塁打を放つイチロー

ア・リーグ マリナーズ9―6レイズ

(6月5日 シアトル)
 マリナーズ・イチローの4試合ぶりの安打が、会心の逆転劇を呼んだ。0―3で迎えた3回1死一、二塁。初球の直球をすくい上げて右中間を破った。18打席ぶりの安打は、今季初の三塁打。久々の地元ファンの大声援にも顔色一つ変えず、次打者のスクイズで生還した。

 8回にも左前打を放ち、エリク・ウェッジ監督は「ここ何日かはいい打球が安打になっていなかった。三塁打は非常に大きかった」と喜んだ。

 8回には、6番の捕手オリボが3試合連続本塁打となる決勝3ラン。前回地区優勝した01年以来10年ぶりとなる、6カード連続勝ち越しをマークした。指揮官が「いつ復調するかは時間の問題だと思っていた」と心待ちにしていたイチローのバットに量産態勢が戻れば、おのずと首位への道は開かれる。

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2011年6月7日のニュース