松井との対決お預け 上原「もう完全に敵だから」

[ 2011年6月7日 11:21 ]

アスレチックス戦の8回、ウィリンハムを空振り三振に仕留め、1回を三者凡退でガッツポーズするオリオールズ・上原

オリオールズ4―2アスレチックス

 オリオールズの上原浩治投手は6日、ボルティモアで行われたアスレチックス戦で、4―2の8回に3番手で登板し、1回を三者凡退で1三振。勝敗は付かなかった。試合は4―2で勝った。

 上原が勝利に貢献した。4―2の8回に登場し、危なげなく三者凡退。当たっている4番ウィリンハムはフォークボールで空振り三振に仕留めた。

 「ストライク先行はいつも心掛けている。チーム状態は良くないが、勝ったので流れが変わればいい」と納得顔。過去2年は故障に泣かされているだけに「ちょっと疲れてきている。あと4カ月もあるので、踏ん張りどころ」と気を引き締めるのも忘れなかった。

 この日は巨人時代の先輩、アスレチックスの松井との対戦はなかったが「もう僕たちは巨人の肩書は持っていない。完全に敵だから、対戦すれば顔を見ないように投げる」と話した。(共同)

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2011年6月7日のニュース