ダル 月間MVP受賞「大野がわがまま聞いてくれる」

[ 2011年6月7日 06:00 ]

月間MVPを受賞し笑顔で会見するダルビッシュ

 プロ野球セ、パ両リーグは6日、5月の月間最優秀選手(月間MVP)を発表。セは巨人の内海哲也投手(29)とヤクルトのウラジミール・バレンティン外野手(26)、パは日本ハムのダルビッシュ有投手(24)とロッテの井口資仁内野手(36)が選ばれた。内海は09年9月以来2度目、ダルビッシュは5度目、井口はダイエー(現ソフトバンク)時代の04年8月以来2度目の受賞。バレンティンは初受賞。

 日本ハムのダルビッシュは09年5月以来、2年ぶりの月間MVP受賞。5度目の受賞は球団では小笠原(現巨人)と並んでトップ。5月は4勝2完封、防御率0・77と抜群の安定感を誇った。「野手の方々に助けられての勝ちばかりだったので感謝しています」とまず感謝の言葉を口にした。昨季までの女房役の鶴岡を故障で欠いていたが、4試合ともバッテリーを組んだ同い年の大野との息も合ってきたようで「いいリードだし、何よりわがままを聞いてくれる」。開幕戦こそ7失点で黒星発進となったが、以降は6連勝中で「ここにきてだいぶ自分のものになってきた。結果になって良かった」とオフの肉体改造の成果も口にした。

 ▼ロッテ・井口 キャンプからやってきたことがいい形で出ている。獲れると思っていなかったのでびっくり。打率と塁に出てつなぐ自分の仕事ができたと思う。

 ▼ヤクルト・バレンティン 大変うれしい。早い時期にこれだけの数字を残せるとは思っていなかった。日本の投手は誘い球の制球がいい。自分が待っている球を打つことに集中した。

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2011年6月7日のニュース