斎藤「動きの一つ一つが一流」初実戦はイチローに

[ 2011年1月30日 17:15 ]

キャンプインを前に、記者の質問に答える日本ハム・斎藤

 日本ハムの斎藤佑樹投手(早大)は30日、千葉県鎌ケ谷市での新人合同自主トレーニングを打ち上げた。キャンプインを前に「ずっと言っているが、不安が大きい。1年目のキャンプなので、慎重にやりたい」と表情を引き締めた。

 昼すぎにグラウンドに姿を現した右腕は、午前中にマリナーズのイチローと東京都内で約2時間の練習を行ったことを明かした。初めて一緒に練習したという。「動きの一つ一つが一流だなと感じた。夢のようだった」と自然と笑みがこぼれた。

 打撃投手としてイチローに約30球を投げたという。「プロに入って初めての実戦だったので、この先も財産になると思う」と目を輝かせた。キャッチボールでは「本当にレーザービーム。あんな球見たことなかった」。鎌ケ谷に戻って約100メートルの遠投を行うなど練習に普段よりも力が入った。

 12日から始まった新人合同自主トレには総勢で4万700人のファンが球場に足を運んだ。31日にキャンプ地の沖縄県名護市に入る。

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2011年1月30日のニュース