沢村“野茂超え”発進!伊原前ヘッドも絶賛

[ 2011年1月9日 06:00 ]

新人合同自主トレで元気よく守備練習を行う沢村

 巨人の新人合同自主トレが8日、神奈川県川崎市のジャイアンツ球場で始まり、ドラフト1位の沢村(中大)に対し、視察に訪れた前ヘッドコーチの伊原編成本部シニアアドバイザーが「野茂タイプ。いかにも馬力がありそう。エースになるのはそういう投手」と絶賛した。

 1メートル84、92キロ。中大進学後に取り組んだ筋力トレーニングの効果で、尻回りは驚異の1メートル8だ。90年の近鉄入団時の野茂の体重は89キロ。「自分はそんな大それた投手ではない」と謙遜したが、すでに体格は日米通算201勝を挙げたトルネードを上回る。指導した伊藤2軍トレーニングコーチも「股関節周辺の強さを感じた。この辺を鍛えたことで球速が上がったんだな、という体つきだった」と目を細めた。

 「緊張感があって楽しかった。ドラフト1位で指名されましたが、(他の新人選手と)横一線。負けないようにしたい」。開幕1軍に向け、沢村の戦いが始まった。

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2011年1月9日のニュース