早くも斎藤フィーバー!名誉市民第1号プランも

[ 2011年1月9日 06:00 ]

鎌ヶ谷駅前の商店街にはのぼりが立つ

 日本ハムのドラフト1位右腕・斎藤佑樹投手(22)が、千葉県鎌ケ谷市の名誉市民第1号に選ばれる可能性が出てきた。斎藤は16日にプロ生活の拠点となる同市に住民票を移すが、約10万7000人の市民を代表して清水聖士市長(50)が夢プランをぶち上げた。

 「これからの活躍を見てからですが、今後もずっと(住民票を)鎌ケ谷に残してもらって第1号の名誉市民になってもらえたら、と思っています。私も早大OB。斎藤投手のことは早実時代から一生懸命応援してます」

 同市ではこれまで名誉市民の制定はなく、全国大会の優勝者らを対象に「市民スポーツ賞」がある。昨年12月には同市出身で日本シリーズ制覇に貢献したロッテ・清田が同賞を受賞した。それが斎藤の入団で、「名誉市民」の称号が新設されるかもしれないのだ。

 日本ハムでは原則として高卒が5年間、大卒、社会人出身は2年間が入寮期間。ただ、練習設備が整っていることで入寮して8年目となる捕手の渡部のようなケースもある。16日に新入団選手歓迎式典に出席する清水市長は「ケガなし」の意味合いを込めて、「今は梨のシーズンでないので冷凍保存してあるものを特別に6個プレゼントします」とも話した。

 12日からの新人合同自主トレを目前に、地元商店街も歓迎ムード一色。昨年暮れから市が補助金を出して「歓迎ポスター」や「のぼり」を製作、また駅前の自転車販売店では「斎藤佑樹選手歓迎セール」と銘打ち値引きを実施。斎藤の存在が鎌ケ谷市を盛り上げ、新たな経済効果をもたらしている。

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2011年1月9日のニュース