興南8強 島袋余裕の9K「ストレートはほとんど打たれていない」

[ 2010年9月29日 11:53 ]

興南―仙台育英 先発し力投する興南・島袋

 第65回国民体育大会「ゆめ半島千葉国体」(千葉国体)第5日は29日、銚子市野球場で公開競技の高校野球硬式の1回戦を行い、甲子園大会で史上6校目の春夏連覇を達成した興南(沖縄)が仙台育英(宮城)を8―2で下して、準々決勝へ進出した。先発した興南のエース島袋は9三振を奪い、9回途中までを2失点と好投した。

 高校野球硬式は天候不良で2日間順延されたため、大会規定により準決勝と決勝を行わず、準々決勝を勝った4校を1位とする。
 興南・我喜屋監督は「高校野球を愛するファンの前で、1試合でも多くいいゲームをしようと話していた」と満足そうだった。
 島袋は9回2死まで2失点と好投。大会前にほとんど投球練習をしていなかったこともあり、高めに浮いた変化球をはじき返されて9安打を許したのは反省点だ。「ストレートはほとんど打たれていないので、次につながる」と納得の表情だった。

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2010年9月29日のニュース