興南3冠あと2勝 国体また順延で4校優勝扱いに

[ 2010年9月29日 06:00 ]

天候不良で試合が順延となり、千葉・成東高のグラウンドで投球練習する興南・島袋

 千葉・銚子市野球場で開催中の「ゆめ半島千葉国体」高校野球(硬式)競技は28日、雨天のため2日連続で順延となった。

 規定により最終日の30日に2回戦を終了して4強が出そろった時点で大会は打ち切られて4校優勝扱いとなる。大会の雨天打ち切りは、08年の大分国体以来2年ぶり4度目。このため、春夏甲子園連覇の興南(沖縄)は2勝して準決勝進出を決めた時点で、横浜(神奈川)以来12年ぶりの「3冠」達成となる。

 興南ナインは千葉県内で約2時間練習。軽めの投球練習で調整した左腕エース島袋は「わざわざ遠くから球場に来てくれる人もいる。自分から崩れないピッチングをしたい」と意気込んだ。

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2010年9月29日のニュース