ダル5つ目の勲章は…“満点パパ”!

[ 2009年12月2日 06:00 ]

 日本ハムのダルビッシュ有投手(23)が1日、育児雑誌から“満点パパ”に認定された。

 育児関連5誌で発足されたペアレンティングアワード推進委員会が「第2回PARENTING AWARD」で、日本の子育てを元気にする8大トレンドとして球界のエースを選出した。
 今季は右肩や左でん部などの故障に悩まされながら15勝5敗。最優秀防御率、最高勝率、MVP&ベストナインにも輝いた右腕にとって、5つ目の勲章は思いもよらぬ団体からのもの。同委員会関係者は選考理由を「(紗栄子夫人が)第2子を妊娠しており、オフィシャルブログなどでいろんな話題も提供してくれる。トータル的に考えたもの」と説明した。
 WBCで世界一、パ・リーグ制覇に貢献。1勝ごとに故郷の大阪・羽曳野に10万円を寄付し、ダルビッシュ文庫も設置。右腕は子供たちへの慈善事業に積極的で、ブログでも父親としての熱いメッセージも発している。同賞は第1回で人気タレント・つるの剛士、今回も杉浦太陽と辻希美の夫婦が選ばれたが、ダルビッシュの存在はプロ野球選手としての枠組を超え、子育てに奮闘する若いパパ&ママ世代に共感を呼ぶと判断された。
 この日、都内病院でメディカルチェックを受けたエースは、亀裂骨折していた右手中指について「だいぶ良くなってきました」とコメント。2週間後にはキャッチボールが再開できるほどの回復に上機嫌だった。

 ◆ペアレンティングアワード推進委員会 「赤すぐ」(リクルート)、「edu」(小学館)、「FQ JAPAN」(アクセスインターナショナル)、「nina’s」(祥伝社)などの雑誌メディアが中心となって発足。日本のパパやママが子育てを楽しみ、自信を持てる情報を提供するのが目的。「PARENTING AWARD」の対象は子育てを楽しくする物や新しい子育てを実践している人。なお、今回は「赤ちゃんブルマ」「マタニティ写真」、ベビータウンとしての「代官山」なども受賞した。

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2009年12月2日のニュース