福留、無安打「憲伸さんの誕生日だからブレーブスの勝ち」

[ 2009年6月23日 10:21 ]

ブレーブス戦の3回、三振に倒れベンチに戻るカブス・福留

 米大リーグ、カブスの福留孝介外野手は22日、アトランタでのブレーブス戦に「2番・中堅」で出場し、3打数無安打だった。内容は二ゴロ併殺打、空振り三振、右飛、四球、四球で打率は2割6分6厘。チームは0―2で敗れた。

 福留は1、3、5回とも走者を置いた場面で打席に立った。だが1回は併殺打。3回はカウント2―0と追い込まれた4球目、高めの速球に手が出て空振り三振を喫した。
 5回2死三塁ではフルカウントからカーブに合わず、右飛に倒れた。いいところがなく凡退した形だが「ちょっと先で泳いだかな、というだけ。そうでなければ、つかまえられた」と説明した。
 3打数無安打に終わった結果と同様に、試合後もあっさりしていた。「きょう(22日)は憲伸さんの誕生日だからブレーブスの勝ち」と中日時代の先輩、川上を立てていた。
 このブレーブス戦は4日の試合が雨天中止となって組み込まれ、チームは22連戦の真っ最中だ。前日はシカゴで戦い、アトランタで1試合した後はデトロイトへ移動する。短期間で南北を縦断する日程に「この移動がちょっと憂うつ。ちょっとどこかで(気持ちが)締まる瞬間がなかったりとかする」と正直な気持ちを打ち明けた。

 ▼福留の話 (第4、5打席の四球に)思い切って一発を狙いにいける場面。相手バッテリーも考えているだろうし、そう簡単に手の届くところには投げてこない。きょうは(川上)憲伸さんの誕生日だからブレーブスの勝ち。連戦が続く前に移動が続く。この移動がちょっと憂うつ。どこかで(気持ちが)締まる瞬間がなかったりとかする。(共同)

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2009年6月23日のニュース