巨人なんとか勝ち越し、クルーンハラハラ締め

[ 2009年6月7日 17:55 ]

4回、巨人1死一塁、阿部(左)に先制2ランを打たれた楽天・佐竹

 【巨人3―2楽天】7日、東京ドームでのプロ野球ナイター。3連勝を狙う巨人は東野、4連敗は阻止したい楽天は有銘が2年ぶりの先発投手となった。

 3回まで両投手ともに無失点の立ち上がり。特に3回の有銘は無死一、二塁で迎えた2番打者以降を抑える熱投を見せた。
 しかし東野も4回、1死満塁のピンチを背負ったが、有銘に劣らぬ落ち着いたピッチングでしのぎ切った。
 ピンチの後に…巨人はその裏、この回からマウンドに立った佐竹から1死後、亀井が四球を選び、阿部がバックスクリーン左に10号2ランを叩き込んだ。女房役が東野を援護する。
 5回の東野は二塁打、死球、四球で2死満塁のピンチを招いたが、リックをフルカウントで見逃しの三振に斬った。6回も乗り切った東野は勝利投手の権利を持ってお役御免。7回はM・中村がマウンドに立ったが、1死から山崎武、草野、鉄平に連打を浴び1点献上。豊田に代わった。しかし1死も取ることなく、代打中島への四球で山口に交代。山口は憲史を1ゴロを打たせたが、フィルダースチョイスとなり、楽天に同点とされた。
 巨人は8回、先頭のラミレスが二塁打。代走・鈴木が松本の二ゴロで三塁へ。亀井が右へ犠飛。勝ち越し点を奪った。
 9回は前夜、左手首を負傷したクルーンがマウンドへ。安打、四球で走者をためたが、最後は2死二、三塁を空振り三振で何とか切り抜けた。

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2009年6月7日のニュース