実は12球団トップ!カープ投手陣防御率

[ 2009年6月1日 22:34 ]

3勝目を挙げ、観客の声援に応える広島・斉藤

 【広島2―0楽天】最後は抑えの永川が9回を締めた。広島は、5回に挙げた2点を、4人の無失点リレーで守り切った。開幕からフル回転でチームを支えてきた投手陣が、5年ぶりの6連勝をもたらした。

 先発の斉藤は「5、6回までしっかり投げる」と自らに言い聞かせていた。好投の背景にはブルペンへの信頼がある。1回から飛ばし、切れ味抜群のスライダーを中心に6回まで無失点。7回、先頭に安打されて降板したが、ここで中継ぎ陣の安定感が際立った。
 2番手の梅津が四球を出しながらも2死までこぎ着けると、3人目の横山が2死二、三塁を切り抜け、8回も抑えた。
 前日は、横山とこの日登板がなかったシュルツがそろって失点した。梅津を加えた3人は、既に20試合以上投げている。疲労は隠せないが、横山は「持ちつ持たれつでやっていきたい」と互いを信頼し合っている。チーム防御率2・98は12球団トップ。盤石の投手陣に支えられ、広島が3位に浮上した。

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2009年6月1日のニュース