止まらないイチロー4安打、自己新まであと2試合

[ 2009年6月1日 06:48 ]

エンゼルス戦の6回、本塁打を放ち、チームメートに迎えられるマリナーズのイチロー

らしさの4安打 サイクル目前も判断変えず

 マリナーズのイチロー外野手は31日、アナハイムでのエンゼルス戦に「1番・右翼」で出場、第1打席で二塁打を放ち、24試合連続安打を記録した。自己記録は07年5月7日から6月1日の25試合連続で“新記録”まであと2試合となった。
 試合は8―9でマリナーズが逆転サヨナラ負けを喫し、4連勝はならなかったが、イチローは5打数4安打1本塁打で、打率を3割5分4厘とした。
 イチローは初回に右二塁打で出塁すると、ベルトレイの適時打で先制のホームを踏んだ
。二ゴロの後の第3打席は左前打、6回には7点目となる右越え5号ソロ本塁打を放った。8回の5打席目も二塁打で、5月25日のアスレチックス戦以来の1試合4安打となった。

 ▼イチローの話 (三塁打で日米通じて初のサイクル安打という5打席目に、右翼線へ二塁打)ここの球場で(三塁打を打つこと)は難しい。チャンスがあるとすればあそこ(右翼線)だとは考えていた。(今日のケースで三塁打にするのは)絶対に無理。一塁を回ったところでそう思った。

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2009年6月1日のニュース