阪神痛すぎる…藤川が右ひじ痛で登録抹消

　阪神・藤川球児投手（２７）が３日、右ひじ痛を訴え、出場選手登録を抹消された。同投手の登録抹消は右肩の張りを訴えた０６年８月以来。代わって金村大裕投手（２５）が１軍に昇格した。藤川の復帰時期は白紙で、チームは守護神を欠く非常事態となった。

　藤川は２日の巨人戦（甲子園）で９回から登板し、坂本に決勝点となるソロ本塁打を被弾した。３日の巨人戦を控えた練習前に、首脳陣に痛みを訴えた。藤川は球団広報を通じ「チームに迷惑をかけてしまい申し訳ないですし、責任も感じています。１日も早くいい状態に戻して帰ってきたいと思います」とコメントした。
　真弓監督は「ひじに不安があるということだった。不安があるのに投げさせてもね。投げていたし、（復帰まで）そんなにかからないとは思う」と説明した。きょう４日から鳴尾浜の球団施設で再調整を開始するが、ＷＢＣの疲労が残っていることも考えられ、復帰時期は未定だ。藤川は今季６試合に登板し１勝１敗２セーブ、防御率は２・２５だった。