松坂 ボクシングトレで“パンチ力”上げる

[ 2008年12月24日 06:00 ]

献血キャンペーンでトークショーを行う平野将光(右)と松坂健太

 西武の松坂健太外野手(23)がボクシングトレで定位置獲りを狙う。弟の誠太さん(20=大商大)はボクシングジムの名門・大阪帝拳ジムでプロを目指すボクサー。体重68キロながら引き締まった筋肉美にほれ込み、自らも同ジムへの“入門”を決意した。

 「あんな締まった体やったら打球も飛んでいくと思う。筋トレのやり方とか教えてもらいたい。動体視力とかも鍛えられるし、野球に使えそう」。5年目の今季はオープン戦全試合に出場し開幕スタメンを果たすも右手小指脱臼などで定着とはいかず、55試合で打率・264に終わった。
 「シーズン中に83キロまで体重が落ちて打球が飛ばなくなった。もっと飛ばしたいんです」と現在は体重88キロから93キロまで5キロの増量を計画中。ボクサーの鋼のような肉体を手に入れて“パンチ力”アップを狙う。また来年1月には同僚の中島、レイズ・岩村、横浜・吉村らと沖縄での合同自主トレに参加。「質問攻めします」と長距離砲の心得を学ぶ。この日は埼玉・本川越駅前で献血キャンペーンに参加。ファンに飛躍を誓った若獅子が、鍛え抜かれた体で外野戦争に殴り込む。

続きを表示

2008年12月24日のニュース