九州は4強決まる 明豊、ヤマ場の試合乗り切った!

[ 2008年10月26日 16:45 ]

 高校野球の秋季九州大会(第123回九州大会)第3日は26日、佐賀県営球場などで準々決勝4試合を行い、明豊(大分)清峰(長崎)興南(沖縄)神村学園(鹿児島)がそれぞれ勝って、ベスト4入りした。

 明豊は着実に得点を重ね、5―1で秀岳館(熊本)に快勝。清峰は延長十回の末、福岡大大濠(福岡)に2―1でサヨナラ勝ちした。興南はエース島袋の好投で波佐見(長崎)を2―0で下し、神村学園は九州国際大付(福岡)に6―5で競り勝った。
 27日は休養日で、第4日の28日は明豊―清峰、興南―神村学園の準決勝2試合を行う。
 明豊が好投手を攻略して4強入り。2大会連続の選抜大会出場に大きく近づいた。
 秀岳館のエース梅田の直球に的を絞り、効果的に得点を奪った。「この試合がヤマ場だと思っていた。大会前から寮でビデオを見て研究していた」という1番平井は4安打。三回と八回には、ともに内角低めの直球をはじき返し、適時打とした。大悟法監督が「チームを引っ張った。よく打ってくれた」と認める活躍。今春の甲子園では控えだった2年生は「直球を狙っていた。1番の仕事ができた」と胸を張った。

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2008年10月26日のニュース