原?落合?それとも…WBC監督問題、現役の就任も視野に

[ 2008年10月26日 15:34 ]

 来年3月に開催される国・地域別対抗戦、第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督選考などを話し合う第2回WBC体制検討会議は27日午後、東京都内で開かれる。代表監督の最有力候補だった北京五輪日本代表監督の星野仙一氏が固辞し、その一方で加藤良三コミッショナーは今月中の監督決定を目指しており、突っ込んだ議論が行われそうだ。

 15日の第1回会議では「現役監督は難しい」との認識で一致し、星野氏を推す声が大勢を占めていた。しかし、その後、星野氏が固辞したことから、日本シリーズ優勝監督が就任する案を含め、現役監督も候補に加えて人選が進められそうだ。
 王貞治コミッショナー特別顧問は「一番文句が出ないのは日本一監督だが、アジアシリーズもあって、さらに来春となると大変」と問題点を指摘している。だが、巨人の滝鼻卓雄オーナーは原辰徳監督に就任要請があった場合は容認する考えを示している。
 体制検討会議は加藤コミッショナーと王特別顧問が共同座長を務め、有識者として楽天の野村克也監督、ヤクルトの高田繁監督、元広島の野村謙二郎氏と星野氏が出席する。

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2008年10月26日のニュース