“リトル松井”へバットも軽量化

[ 2008年1月12日 06:00 ]

自主トレで長い階段を上る松井稼

 アストロズの松井稼頭央内野手(32)が10日(日本時間11日)、ロサンゼルス郊外で渡米後初めて練習を公開した。キャッチボールや打撃練習に加え、100段ある階段を片方の足で一段ずつ上がるメニューを消化。約3時間半後にはふくらはぎが張り、汗びっしょりとなったが「この時期にしてはいい感じ。股関節を強化し体のバランスをとっていきたい」とすがすがしい表情を見せた。

 メジャー5年目の今季は目指せ“リトル松井”だ。昨季はロッキーズで32盗塁を記録したが、自主トレに帯同中の宮本英治トレーナーは「もっと走って、ユニホームが泥んこになる選手にならないと」と注文。体幹強化を掲げ、さらなるスピード強化を求めた。
 そのためには長打も捨てる。「自分の仕事は塁に出ること。本塁打はいらない」。新しく発注した「背番号3」入りのバットはこれまでと材質は同じメープルながら、従来の重さ920グラム前後から890グラム前後に軽量化。軽くて自在に操れるバットを選択した。

 心強い味方も増えた。西武時代から体を診てもらっていたセラピストの岡克己氏が、今季から球団職員としてチームに帯同。過去4年間はいずれも故障者リスト入りを経験しているが、新天地では万全のサポート態勢が整った。今後は2月中旬まで同地で自主トレを続けキャンプ地入り。「マイペースでやりたい」。昨季あと一歩で逃した世界一を見据え、松井稼の新たな挑戦が始まった。

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