野口みずきさん マラソン女子日本勢ねぎらう 一山の8位入賞「メダルに迫れたので良かった」

[ 2021年8月7日 08:52 ]

野口みずきさん
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 女子マラソンで日本代表の表彰台はならなかった。最高位は一山麻緒(24=ワコール)が2時間30分13秒の8位。日本勢としては2004年アテネ五輪で金メダルを獲得した野口みずき以来の入賞となった。鈴木亜由子(29=日本郵政グループ)は2時間33分14秒で19位、前田穂南(25=天満屋)は2時間35分28秒で33位だった。

 日本テレビの中継にゲスト出演した2004年アテネ大会金メダリストの野口みずきさん(43)が日本代表の3選手をねぎらった。
 
 自身以来となる一山の入賞については「ギリギリの入賞で良かった。最後も手を広げてゴールしていましたし…メダル狙っていたと思いますが、迫れたので良かったと思います。世界の人たちと先頭を争って良い経験できたのでは。一山選手はポジションをしっかり決めていたので大きな疲れがなかったと思います。無駄な動きが少なかったことが8位入賞につながった」と話した。

 鈴木については「悔しさはあったと思いますが、粘って19位まで上げられた。頑張ったと思います」。33位でフィニッシュとなった前田については「7月頭あたりで故障した影響が来てしまったのかなと思います」と述べた。

 3選手に向けて「これを糧にして、この後も世界陸上がありますから、気持ちを切り替えて世界と戦ってほしいと思います」とエールをおくった。
 

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2021年8月7日のニュース