バスケ女子 金メダルなら報奨金500万円から上乗せ 8日に絶対王者の米国戦

[ 2021年8月7日 16:09 ]

 フランスに勝利し決勝進出を決め、喜ぶ日本の選手たち=さいたまスーパーアリーナ
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 五輪初メダルを確定させたバスケットボール女子日本代表(世界ランク10位)は8日午前11時半開始の決勝で6連覇中の米国(同1位)と対戦する。

 金メダルを懸けた歴史的一戦に向け“ニンジン”がぶら下げられている。日本協会の報奨金規定では金500万円、銀300万円、銅100万円だが、開幕前に三屋裕子会長(63)は「金メダルを獲ったら理事会に掛け合って上乗せしたい」と宣言。女子日本代表の全選手が在籍するWリーグのクラブはプロではない実業団であるため、500万円から上乗せがあれば、大きな収入となる。

 日本は1次リーグを2勝1敗で2位通過し、準々決勝でベルギー(同6位)に86―85、準決勝でフランス(同5位)に87―71で勝利。76年モントリオール五輪の5位を超える史上最高成績を確定させている。決勝で対戦する米国との五輪での対戦成績は1勝3敗。16年リオデジャネイロ五輪の準々決勝で敗れ、今大会の1次リーグでも69―86で屈している。最大の武器である3点シュートを駆使した全員バスケでジャイアントキリングを狙う。

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2021年8月7日のニュース