女子1万の“世界記録対決”はハッサンの勝ち 5000メートルとの2冠達成

[ 2021年8月7日 20:41 ]

東京五輪第16日 陸上 女子1万メートル決勝 ( 2021年8月7日    国立競技場 )

女子1万メートルで優勝したオランダのハッサン(AP)
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 今大会の5000メートルで優勝し、1500メートルでは3位に入っていたオランダのシファン・ハッサン(28)が得意のラストスパートでリードを奪って29分55秒33で2つ目の金メダルを獲得。0秒47差の2位にはバーレーンのカルキダン・ゲザヘグネ(30)が入り、今年の6月8日に29分1秒03の世界記録を樹立していたエチオピアのレトセンベド・ギデイ(23)は終始先頭を走っていたが、最終周で2人に抜かれて初めての五輪では3位となった。

 ハッサンは6月6日に29分6秒82の世界新記録をマークしたが、その2日後にギデイが更新。東京五輪ではこの種目で1万メートルで新記録を更新した2人の直接対決で注目を集めていた。

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2021年8月7日のニュース