女子バスケで米国が決勝進出 セルビアを20点差で下してV7に王手 五輪の試合では54連勝

[ 2021年8月6日 15:07 ]

東京五輪第15日 女子バスケットボール準決勝 ( 2021年8月6日    さいたまスーパーアリーナ )

ベンチからチームメートに声をかける米国のバード(AP)
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 女子バスケットボールの準決勝第1試合で優勝候補の米国(B組1位=世界ランク1位)が、前回3位のセルビア(A組2位=世界ランク8位)に79―59(前半41―23)で快勝。五輪の試合では通算54連勝を飾り、7大会連続の金メダル獲得まであと「1勝」と迫った。

 セルビア戦では203センチのブリトニー・グライナー(30)がチーム最多の15得点と11リバウンドをマーク。2018年と20年のWNBAファイナルでMVPとなっているブレアナ・スチュワート(26)も12得点と10リバウンド、5度目の五輪を迎えているスー・バード(40)も8得点を挙げて勝利に貢献した。チームの3点シュートの成功は18本中5本にとどまったが、リバウンド総数で46―39、ペイント内での得点では36―28。第1Qの中盤以降は一度もリードを許さず、セルビアにつけ入るスキを与えなかった。

 なお米国は、このあと行われる日本対フランスの勝者と8日の決勝で対戦するが、どちらも予選B組で対戦して日本には86―69、フランスには93―82で勝っている。

 <女子米国代表の成績>
 ★予選リーグ(B組)
▼7月27日=〇ナイジェリア81―72(25・0%)
▼7月30日=〇86―69日本(42・9%)
▼8月2日=〇93―82フランス(45・0%)
 ★準々決勝
▼8月4日=〇79―55オーストラリア(36・8%)
 ★準決勝
▼8月6日=〇79―59セルビア(27・8%)
 *カッコ内の数字は3点シュートの成功率

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